特別に「山が好き!」というわけではなく、 裏山だからたまたま登っている軟弱なkiraママです。
ママのおススメ 山歩きマップリンク |
登山道の解説は、こちらのサイトがとても見やすく分かりやすくておススメです!
根子岳(牧場~根子岳) 四阿山(峰の原~根子岳~四阿山)
峰の原高原から根子岳に登る |
根子岳へのアプローチは牧場を抜けて。
この菅平牧場は本州第一の広さ、もっとも古い放牧場。
峰の原高原から登って行くと、牧場の脇を通り、根子岳を見ながら汗をかきかき歩いて行く。
やがて「ナイスショット!」の掛け声とともに、左手に日本一高い標高にあるグリーンゴルフが
林越に現れる。
ここまで約1時間ヨイコラと歩いてきたのに、何の苦もなくカートで回るゴルファー、
ちょっぴり悲しいのは私だけ‥‥?
その先はちと傾斜がきつくなるが、このコースはずっと登山道は広い。登山道は、時々左右に分岐してる箇所もあるが、どちらを行ってもすぐ合流してるので問題ない。
途中、避難小屋またはザレ岩から米子大瀑布へ降りる
ルートもある。
しかし、峰の原から片道3〜4時間で米子瀑布へ出るが、米子瀑布から須坂市内へは公共交通手段やタクシーがなく、携帯もほぼ繋がらない山。米子からの足を確保してない場合はおススメしません。
この峰の原(ダボスの丘)ルートは、常に小根子、根子岳頂上をあおぎつつ歩き、振り返れば菅平を一望でき、
北アルプスの山々を眺めては「同じくらいの高さになったかなあ
(そんなわけはない)」と自分を励ましながら登る。
一歩ごとに空が近くなる。
高い樹はほとんどないのだが、頂上が近くなると笹原が広がり、モミ(?)の林が見えてくる。
ここを抜けると頂上。
根子岳の頂上からは晴れていてれば、富士山も見える。
御岳~乗鞍~北アルプス、日本海~志賀高原、横手山、と見渡せる。
※ 速ければ1時間半〜2時間で山頂。
気軽に登れる山ですが、標高は2207mあるので、最低限の装備はお持ちください。
登山道は浮き石もあり、山頂は結構風が強いです。
四阿山と根子岳の成り立ち |
今から200万年前に噴出した大火山「四阿火山」が、噴火により山頂を失い死火山となりました。
現在の四阿山、根子岳の山頂は外輪山の一部で、長野県菅平と群馬県嬬恋村に広大な裾野を引いた成層火山(富士山のような火山)でした。
四阿山、根子岳、浦倉山に囲まれた頂上の内側に、直径3kmあまりの大きなカルデラがあり、その真ん中に「池の平」と呼ばれる中央火口が噴出し、北側の外輪山は失われたあと、米子大瀑布の不動・権現の2つの滝が現れました。
また、根子岳・四阿山が噴火した際に流れ出た溶岩が川をせき止め大きな湖ができ、長い年月のうちに陸化が進み、今日のような菅平湿原(長さ3.5km、最大幅1.2km)ができあがりました。
菅平高原自然館に木道などの湿原散策コースがあります。
カラフトイバラのように、標高の高さゆえに気温の変動を免れここでしか見られない、
珍しい植物もあります。
根子岳、四阿山に登って、悠久の昔の大火山を想像するのもおもしろいでしょう。
太古のロマンに浸りませんか。
ちなみに、嬬恋村のパルコール嬬恋からゴンドラで浦倉山に登ると、ここから四阿山までは標高差もあまりないため1時間程で歩けます。
四阿山山頂は、長野県側と群馬県側にそれぞれ、2つの三角点があります。
米子大瀑布 |
根子岳登山道を避難小屋またはザレ岩から分岐して、米子瀑布まで約2時間。
ただし米子瀑布から人里へは公共の交通機関がないので、注意!!
米子瀑布まで歩いたら、また同じルートで戻ってくるか、あらかじめ車を米子瀑布の駐車場へ手
配しておいて下さい。
菅平・峰の原高原からは須坂方面へ車で約1時間30分、さらに滝まで歩いて20分。
散策コースをぐるっと1周するなら1時間ほどみてください。
根子岳・四阿山に流れを発する米子川の源流が、四阿山の噴火によってできた溶岩の柱状節理の断崖にかかって滝となりました。 落差75mの権現滝と落差85mの不動滝の2条。山奥深く、スケールの大きい滝で、見応えがあります。
※ 秋の紅葉の時季は、道が細く駐車場が狭いため、土日祝日マイカー規制中。
湯っ蔵んどよりシャトルバスが出ています。